ブリージング を 掘り下げます
ピラティス
11月 10, 2020
joseph pilates氏は
濡れた雑巾から一滴残らず水分を絞り切るように、
汚れた空気の全ての原子を肺から 絞り出すのだ
と言っています。
毎日硬いブラシで身体中をブラッシングし、毛穴にも 呼吸を与え
老廃物を排出し、常にフレッシュな血液循環を促していました。
呼吸 、 巡り をとても大切にしていたのですね。
呼吸 は 細胞を入れ替え、内臓の動きも促され、自律神経さえも整えてくれます。
派手な動き
ではなく
呼吸に 重きを置くべきです。
ピラティスは
正しい姿勢で
正しい呼吸をする
これが基礎となると思っています。
横隔膜もインナーマッスルです。
吸気時、横隔膜の筋線維が収縮することで腱中心部が下に引っ張られて下がる
腱が下がると横隔膜の上側からは心膜に、下側からは腹部の内臓の抵抗によって制動されている。
腱が下がりきった後は起始と停止が入れ替わり
横隔膜は肋骨を上に挙げる
この横隔膜の動きにより胸郭が 広がり胸腔内の圧が体の外より低くなるので
空気が気管から肺へと引き込まれる
という仕組みで 呼吸をしています。
ピラティスのブリージングでは骨盤底筋から 横隔膜までのインナーユニット うまく働かせ、体幹の内側からのサポートである腹腔の内圧を高めることで 体幹や関節が安定する ことができるのです。
コアを強くすることで 受ける恩恵は 採算言っていますので 説明不要かと思います笑
と、こういうことが身体ではおきているわけですが
それよりも
是非イメージしながら呼吸してほしいです。
イメージとしては
横隔膜は
腹腔 おなか
と
胸腔 むね
を分けています
吸う時に 下がり
吐く時に上がります
正しい姿勢で これを繰り返す、それだけです。
そのシンプル さ 故に深い、のですよね
ピラティスのブリージングでは 変に力が入って 無理にお腹を凹ませたり 骨盤底筋に力を入れすぎると 柔らかな横隔膜の動きが 制限されます。
ピラティスは 背骨を縦に長く使いたいのですが少しでも アウターマッスル を優位にしてしまうと 身体は縮む 動きに働き、うまく 伸びやかに 身体が働きません。
なので まずは ニュートラルポジションを 力まずに 取れることが大切なことに気づきます。
正しい姿勢で
正しい呼吸をする
これを 気持ち良くできること
そのための ピラティスのムーブメント なのですね!
繰り返すことで 必ず 内側から の変化が訪れます!
そして さらに 上のブリージングができるようになってきます。
私は必ず ワークアウトの前にワークインをします。
レッスンの冒頭の 部分にあたります。
身体を見つめ、向き合い、身体の深い部分から組織立てをした上でエクササイズをする
そして
ワークアウトは 「気づき」を持ちながらワークすることで身体のモーターコントロールを適切なタイミングで 正しい方向へ 促していく
ピラティスは 元々「コントロロジー」とピラティスさんが名付けたように、
身体のコントロール術 、なのです!
自分が自分の身体をうまくコントロールできたとき、
心と身体の繋がりを強く感じ 、 自分の身体をとっても愛おしく感じます
これが私が感じるピラティスの楽しさです
何よりも ピラティスは楽しい!!のです
毎日毎日 楽しいのですよ!笑
みんなで楽しくピラティスしましょう^_^